在野の研究者の歴史書から学んだ結果をまとめたもの
モミジの時期に酒に思いをはせる
【面白い!】歴史を彩る物語の達人 - 今村翔吾の世界「平家物語」
建礼門院徳子の歌から平家物語と中世日本の世界観を覗き見る ~京都大原・寂光院その他
#852 レビュー 『田辺聖子の古典まんだら 下』田辺聖子
秋が深まっていきます。
川本喜八郎人形ギャラリー☆NHK人形劇「平家物語」①
アニメ平家物語(2022冬季)
須磨寺の平敦盛と熊谷直実と、敦盛の笛と散りゆく紅葉
平家物語は誰が何の目的で書いたのか?また、どのようにして流布したのか?
#7245 埋れ木の花さく事もなかりしに身のなる果ぞ悲しかりける
おとなの人形劇『平家物語』と仏像とウォーキング
異国編17/識字その種蒔きと実り
#232 TVアニメ『平家物語 第三話「鹿ケ谷の陰謀」』
#233 TVアニメ『平家物語 第四話「無文の沙汰」』
#234 TVアニメ『平家物語 第五話「橋合戦」』
■インスピレーションを与えたと考えられる作品が存在 今回ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で来日するフェルメールの「ヴァージナルの前に座る女」ですが、この絵には構図などを参考にした、ベースとなる作品があることが知られています。それがヘラルト・ドウ作の「クラヴィコードを弾く婦人」です。 ヘラルト・ドウ クラヴィコードを弾く婦人 (1665)/ ダリッジ美術館 絵の醸し出す雰囲気は異なるものの、鍵盤楽器を弾いている女性が視線をこちらに向けている点や、弦楽器が描かれている点、手前に天井から下がる布が描かれている点など、確かにフェルメールの作品と似ています。 ヨハネス・フェルメール ヴァージナルの前に…
ヴァージナルの前に座る女(1672)/ ロンドン・ナショナル・ギャラリー ■2種類の楽器が持つ意味 この絵には2種類の楽器が描かれています。ひとつは作品名にも入っているピアノのような鍵盤楽器、ヴァージナル。もうひとつは左下に描かれているチェロのような弦楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバです。実はこれらの楽器には男女の「愛」や「恋愛」というテーマが込められています。楽器は愛の女神であるヴィーナスのこどもたちのアイテムであり、古来より男女関係を表す小道具として様々な絵画に登場しています。 ■真珠のアクセサリー フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」でも描かれている真珠。本作ではネックレスとして描かれて…
博物館に行きたい!博物館の空気を吸いたい!博物館を歩きたい!と思っている皆様、2020/5/26、国立科学博物館(科博)が6月1日から再開するというニュースが出ました! ひとまず、良かったなと思いました。2/29から閉館していたということなので約3か月ですね…こんなに長い期間お客さんが入らなかったことがこれまであったのでしょうか…。
■フェルメールの最晩年作品 謎の多いフェルメールが最晩年に描いたと言われている作品が「ロンドンナショナルギャラリー展」で初来日します。実はこの作品、フェメールが描いた作品ではあるものの「名画」であるかは議論の余地があるようです。ただし、知れば知るほどストーリーがある奥深い作品です。全3回で掘り下げていきたいと思います。 ヴァージナルの前に座る女(1672)/ ロンドン・ナショナル・ギャラリー ■絵が小さいのには理由がある フェルメールが描く絵は、小さい作品がほとんどです。理由は、絵を購入する顧客層の変化にあります。時代はオランダ全盛期、「市民国家」が誕生し、市民が主役の時代が訪れます。顧客は貴…
ギャラリーへのコロナ禍の影響について、米国より新たな調査結果です。その概要を淡々と書き記します。 記事のポイント 米国ギャラリー第二四半期収入が73%減 正社員の15%、非正規雇用者の74%が職を失う 従前の調査結果と方向性一致。業界は厳しい 調査について 本調査は、The Art Dealers Association of America (ADAA)により実施されたもので、4月15日から5月4日の間、米国のリーディングギャラリーを対象に実施されました。 有効回答数は168。約半数は東海岸から、約35%は西海岸からの回答です。 そのうち、64%がプライマリーマーケット、11%がセカンダリ、…
■黄色を基調に描かれている ロンドンナショナルギャラリー展で来日する「ひまわり」は、全11作品描かれたひまわりシリーズの中でも最高傑作と言われています。その理由は、とても完成度の高い"単色で描かれた絵"だからです。花と背景が同一系統色であるにもかかわらず、メインとなる花の存在感が損なわれていません。それどころか黄色の美しい調和が際立っています。これまで多くの画家が同様の挑戦をしていますが、ゴッホの境地に達した画家は一人もいないと言われているほどです。 ひまわり(1888)/ ロンドン・ナショナル・ギャラリー ゴッホは、アルルで「ひまわり」を制作する以前から黄色い背景に黄色い果物を描いた作品を手…
ベルギーのギャラリーのウェブサイトで公開されている「Antony Gormley: Being Human」(BBC, 2015)等を視聴しました。その模様を淡々と書き記します。 ※ 本来は実地訪問した展示等について書き記したいところですが、諸般の事情に伴い、本記事は番組視聴に関する内容となります。 Antony Gormley "The Angel of the North" (1998) from wikipedia public domain 記事のポイント 現代英国を代表する彫刻家 インドでの自分探しが成功した方 身体という容器と外界との関係性を問う
■ゴッホの絵画は「手紙」が重要 ゴッホの「ひまわり」が何故ここまで我々を魅了するのか、その理由のひとつはゴッホの4歳年下の弟テオとの「手紙」にあります。 テオドルス・ファン・ゴッホ(1857~1891) テオは経済的にも精神的にもゴッホの大きな支えとなっていたのですが、この二人の間で交わされていた「手紙」が数多く残されています。手紙には、ゴッホが何を考え、どのような思いを込めて絵の制作に取り組んでいたかなどが詳細に記されています。例えば、今回のテーマである「ひまわり」を描いた時期にはこのような手紙をテオ宛に書いています。 「黄金を溶かすには十分な加熱が必要だ。この花の色調は、誰でも出せるという…
皆さまいかがお過ごしでしょうか? メインの旅行ブログにフレッシュな記事をアップできない日々も2か月近くになります。そんな中、外出規制を含む様々なコロナウイルス蔓延を防ぐ対策が功を奏してきたヨーロッパでは、何とか初期の感染爆発の波を乗り切ったという意見が多くなり、規制解除に向けた動きが活発になってきました。 今回は、いまドイツで発表されている規制緩和に関する情報をまとめていきます。ドイツは連邦制度を取っているため、実際の規制解除に関しては連邦の発表と合わせて各州の情報を確認していく必要があります。 また、地方自治体ごとの規制などもあるので、常にWEBサイトなどで最新情報を入手してください。 まだ…
ウェブサイト上で開催されたFrieze NY Edition Viewing Roomsを訪問しました。その模様を淡々と書き記します。 Frieze Viewing Rooms より。Open直前画面の様子 記事のポイント Frieze New York 2020中止を受けて初開催 オンラインは、物理的フェアの代替として物足りない Art Basel ほどニュース化しないのは、ポスト・コロナ前兆?
ポーラ美術館の学芸員によるギャラリートーク動画や、子供から大人まで楽しめるぬり絵など、「みる」「よむ」「つくる」「ポーラ美術館を知る」の4つのカテゴリーで公開されています
これまでにご紹介した内容等から、自宅で過ごすGW後半戦におススメのコンテンツ5選を淡々と書き記します。 1.まずは写実の本家を鑑賞:ファン・エイク展ウェブサイト(約1.5時間) 今でこそ当たり前となった芸術家による「写実」。その本家である彼の展覧会「Van Eyck. An Optical Revolution」がゲント美術館(ヘント美術館)で開催。しかし、現下の状況により閉鎖中。そのため、バーチャルツアーがオープンしました。寡作で知られる彼の作品がこれだけ集まるのは史上初。必見です。 なお、本展覧会についての詳細は、下記過去記事をご参照ください。 2.次に写真後の絵画を鑑賞:ゲルハルト・リヒ…
Youtube上にアップされているオラファー・エリアソンさんと長谷川祐子さんの対談を視聴しました。その模様を淡々と書き記します。時間のあるGW中に必聴です。 記事のポイント 現代アートの巨匠と日本を代表するキュレーターとの秀逸な対談 コロナの機会を使って、なりたい姿を取り戻すために 優れた展示の裏側を垣間見るという点でも貴重な機会
2020/5/2、こんな記事が目に入ってきました。ざっくり言うと、メトロポリタン美術館に所蔵されている大量の作品画像をあつ森で使えるようになりましたよ、ということです。私はこれまでマイデザインには全然触れずにあつ森を楽しんできましたが、遂に触れなければならない時が来たようです。
こんばんは。蝉の鳴き声が恋しいめほみ~です。『おうちで体験!かはくVR』という自宅で国立科学博物館を3Dビュー+VR映像で楽しめるコンテンツがあると聞き、昨日から入り浸っております。VRは持っていないので、パソコンで3Dビュー体験してみました。早速大きなフタバスズキリュウがお出迎えしてくれました。(こっちは日本館だったかなぁ)国立科学博物館にはまだ行ったことがなかったので鮮明に映る3Dビュー館内に感激です。。マ...
在野の研究者の歴史書から学んだ結果をまとめたもの
日野市および周辺の地域情報や歴史にまつわる話を取り上げています。
日本100名城・続日本100名城に関する記事なら何でもOKです
親鸞
令和3年(2021年)の大河ドラマ「青天を衝け」を応援しましょう。
ガイドブックに載っていない、ローマの観光スポットを歴史とともに語る。
夫余(ふよ、朝鮮語: 부여、拼音: Fúyú、正字体:夫餘)は、現在の中国東北部(満州)にかつて存在した民族およびその国家。扶余(扶餘)[1]とも表記される。 https://ja.wikipedia.org/wiki/夫余
町奉行・寺社奉行・公事方勘定奉行、自身番屋・辻番・木戸番、火付盗賊改、関東取締出役、目明し・岡っ引き・手先、囚獄、評定所などに関するトラバ用テーマです。
私が書き残しておかなければ、永遠に埋蔵金が発掘されないであろうと思い、気力と体力のあるうちに30数年前に埋蔵金の研究をしたことを記載する。当時、埋蔵金発掘番組が世間を騒がしていたことを記憶されている方もおられると思うが、日本トレジャーハンティングクラブの代表として、TV局に番組の修正を依頼した経緯なども付け加えておく。
戦後GHQは昭和三年から昭和二十年までに刊行されていた書物のうち7769点を指定し、本屋などで流通していた書籍を没収・廃棄し、戦後の日本人に読めなくしました。 どのような書籍が没収されていたかを調べると、軍国主義的な書籍よりも圧倒的に多いのは、戦勝国にとって都合の悪い史実などが書かれた本であることが分かります。 GHQ焚書は、「国立国会図書館デジタルコレクション」で、3割程度の本がネットで公開されています。実際に読んでみると、戦後詳しく知らされてこなかった史実などが満載です。