和の歴史・伝統文化の魅力を伝ましょう!!

　北条時政が、曽我兄弟を使って、源頼朝を殺害しようとしたとの説は、その後の二人の関係によって、否定されている。　しかし、陰謀は、確実に存在した。　曽我兄弟の仇…

Harry

『正義』と『平和』

　1193年（建久四年）5月28日に、富士野の巻き狩りにおいて、曽我兄弟の仇討事件が、発生したことは、既に、詳述した。　父の河津祐通の仇、工藤祐隆を、曽我祐成…

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『正義』と『平和』

　繰り返しになるが、源義朝には、九人の息子がいた。　義平、朝長、頼朝、義門、希義、範頼、全成、義円、義経である。　長男の義平、次男の朝長は、平治の乱によって、…

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『正義』と『平和』

　源頼朝は、曽我時致の言葉を聞いて、「天晴れ、男子の手本よ。本当は、頼朝に恨みなど、抱いていないのに、見苦しい様を見せまいと思って、申したのであろう」と時致を…

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『正義』と『平和』

　曽我時致が、五郎丸に捕まると、大見小平次が、祐成討死及び、時致生け捕りの報告に、頼朝の許に来た。　頼朝は、「その若造をお前に預ける」と命じ、小平次は、時致を…

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『正義』と『平和』

　混乱の中、「松明を付けて、投げ出せ」との声が飛び、松明及び、火の付いた、蓑、笠が、投げ出された。　白日の様に、明るくなった中を進み出たのが、伊豆国の御家人、…

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『正義』と『平和』

　御家人達は、次第に事情を把握すると、曽我祐成、時致の兄弟に対して、相模国の住人、横山党の愛甲季隆が、飛び掛かって来た。　『曽我物語』における、最大の見せ場と…

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『正義』と『平和』

　曽我兄弟は、工藤祐経の屋形に入ったが、祐経と王藤内の姿はなかった。　兄弟は、一瞬、呆然とするが、祐成は、「鎌倉殿の警護のため、侍所が近い。恐らく、宿直に参上…

Harry

『正義』と『平和』

本日は福知山城に行ってきました。天守閣は再建の鉄筋コンクリートと思われますが内外装共々よく出来ています。前回2019年7月に行った時は所々工事中でしたが、今回は展示物も含め問題なく見学出来ました。また何年後かに行きたいですね😊福知山城2

AKI

楽しい人生と嬉しい時間

　曽我十郎祐成は、弟の五郎時致を屋形に戻らせると、屋形巡りを装い、工藤祐経の様子を探りに行った。　しかし、幕の隙間から、覗いていると、祐経の郎党に見つかり、屋…

Harry

『正義』と『平和』