散る桜幼き子らの手をよぎる/枝垂桜は只々花見(仙波東照宮・喜多院)
仙波東照宮の石鳥居のそばでは、彼岸桜が綺麗に咲いていた。鳥居近くから見上げると、大きく枝を広げている。元ゲートボール場には、近くの園児たちが遊びに来ていた。その頭上に、2本の桜がつながるように咲いている。すでに桜は散り始めていて、端の方には帯状に積もっていた。園児たちは保育士さんと一緒に、舞い落ちる桜の花びらをを追いかけていた。去年もまったく同じ光景を見たのを思い出す。喜多院の境内に入ると、背の低い古木の桜はよく咲いていた。その桜から桜へ挑灯が架けられ、すでに花見気分になっていた。花見茶屋も開店し、その前にはもうブルーシートが敷かれていた。境内の中ほどから、庫裏入り口の枝垂桜が見え、その左手奥には中庭の枝垂桜も見えた。2本の枝垂桜はつながているように見えるが、左手の古木のほうが目立つ。上部には枯れた枝もあ...散る桜幼き子らの手をよぎる/枝垂桜は只々花見(仙波東照宮・喜多院)
2025/03/30 08:11