8月29日 廃藩置県行われる
1871年(明治4年)旧暦8月29日、それまであった「藩」を廃止し、「県と府」を設置する改革:廃藩置県が行われました。 明治時代になって新政府になっても、 江戸時代に300ぐらいあった藩の数はそのまま 残っていました。 しかも、政治体制は各藩バラバラ、貨幣も法律も違うというごちゃごちゃ状態でした。旧藩主たちが半独立国のように領地を握っているこの現状を変えようと、明治政府は 廃藩置県を実行し中央集権体制への強化をはかります。 廃藩置県によって、すべての藩が廃止され中央政権が管轄する府と県になります。 当初は3府(東京・京都・大阪)と302県の体制に変わります。 その後、302あった県が合体・統合…