探検427 恩を売るための再捜索活動
結果的に源氏VS平氏の直接対決最終戦となった「壇ノ浦の戦い」(1185年)は、一面では天皇の正統性を担保する「三種神器」の争奪戦という性格も備えていました。結局、この戦いにおいて平氏が擁する第81代・安徳天皇(1178-1185年)は死亡、そして平家は滅亡に至っています。
平安時代末期に河内源氏の棟梁である源義朝の三男として生まれる。平治の乱で父が平清盛に敗れ、伊豆国に流されるが、成人後に平家打倒の兵を挙げ、鎌倉を本拠とし関東を平定する。そして平家を京から追った源義仲との戦いに勝利し、平家追討に活躍した源義経を追放し、諸国に守護と地頭を配し、奥州合戦を経て奥州藤原氏を滅ぼし、征夷大将軍に任じられた。これにより朝廷から半ば独立した政権が開かれた。この政権は鎌倉幕府と呼ばれ、幕府による武家政権は、明治維新までの約680年間に渡り、存続することとなる。
2020年07月 (1件〜50件)