書籍/二十四孝諺解・3 老莱子
三番目は老莱子。 ARC古典籍ポータルデータベースより 老莱子 楚国の人也。又周の代の人ともいへり。列女伝に。のせたり しかれは(然れば?)女なり。いま。絵に男にかく事不審(いぶかし) 日記古事云女伝入者莱子之妻也 戯舞学嬌癡 春風動綵衣 双親開口笑 喜色満庭圍 此詩一二の句は老莱子。二人の親をいさめたる事を云也。三四の句は親の甚(はなはだ)よろこびたる事を作る也 戯舞(けぶ)嬌癡(けうち)をまなぶとは。けぶは。たはふれまふといふ字也 けうちをまなぶとは。おろかなる。わらべのまねをする事なり春風綵衣をうごかすとは。綵はいろどる。衣はころも也。うつくしく。やさしき。いしやうの事也。それを着て。ま…