孝明天皇の祈祷
安部の頼み 徳川家定への将軍宣下の儀のために江戸へ来た三条実万は阿部正弘に開国にたいしての朝廷の意見を求められる。政治に全く関与しない朝廷に意見があるはずはないのだが、阿部は朝廷の意見を参考にしますので何かあれば協力して下さいと頼む。 諸大名・御家人・町人からも意見を求む阿部正弘の政治方針であったのかもしれないが、これが幕末に朝廷が関わってくるきっかけとなるのである。 孝明天皇の祈祷 かといって朝廷に政治のことは分からない。京に戻った三条実万は現在の政治状況を公家たちに教える。 一方で、孝明天皇は祈祷をし、日本国を守るように祈るだけであった。
2025/03/23 07:46